🔶無意識

生まれてすぐから小学校6年生まで転勤族

ころころ変わる環境に慣れるのに精一杯。
早くみんなと仲良くなりたくて、嫌われたくなくて
クラスメイトの顔色をうかがう、空気を読むのは、
無意識レベルで当たり前でした。


大人になっても、私が我慢すればいい、
自分の思っていることは言わない、
人に合わせるのが当たり前でした。


🔶現実逃避

小学生のころから、叱られるたびに
「本当の両親じゃないから怒られるんだ」と
現実逃避ばかりしていました。

両親なりに私を大切に育ててくれましたが
本当はもっと褒めて欲しかったし、寄り添って欲しかった。


私の反抗期はほんの数年前まで続き
心配ばかりする両親が大嫌いでしたが

自分の本当の本当の気持ちがわかるようになって
やっと両親の愛情に気付くことができました。

🔶コンプレックス

中学生からニキビがではじめ、
なんだか自分がとっても汚いように思えて、隠すことに必死！

なかった事にしたくて潰しまくり、ニキビ跡がコンプレックスに。

友達から汚いって思われそうで、目を見て話すのがすごく恥ずかしかったです。


大人になっても、自分がどう思われているのか、
人の目をずっと気にしていました。


🔶私の人生終わった！

高3の秋、家に帰ると、自衛隊の広報官の方（知り合い）に
「願書に名前書いて～」と言われ

父が現役自衛官だったこともあり
私は親の引いたレールの上を歩くしかないんだ。
「私の人生終わったな」と人生を諦めました。


🔶なんちゃって自衛官

過干渉な親から離れ、自由になれたはずなのに
自衛官らしくない自分が申し訳なくて、どうやったら辞められるかばかり考えてました。

結婚すれば辞められる！今度こそ親からも逃げられる！
檻の中の私はそれしか考えられなかったんです。


でも、コンプレックスがあったおかげでこの仕事に出会えたし
自衛官も今は貴重な経験ができたと思えています。

🔶自衛隊在職中に、結婚、転勤、第一子出産、任期満了退職

転勤先で知り合いもいない
友達はまだ誰も結婚してない
誰にも相談できず

お母さんてどうやったらなれるの？
子育てってどうしたら正解？

子育て本が愛読書になり、読めば読むほど比べて不安になり、
ちゃんとしないとと神経質すぎた毎日でした。


それに、子供はかわいいけど大人と話したい！
宅急便やさんが来るのを待ちわびてたし
電話で勧誘された40万円の美顔器を購入するほど

心の余裕がなく「一生このまま大変なのが続くのか」と不安でした。

子供達が病気になると「私のせいかも」と自分を責め
こんなダメなママでごめんなさいと罪悪感がありました。


子育ては楽しかったし、子供達の成長が嬉しかったけど
私に心の余裕がもっとあったら、もっと子供達に優しくできたかもと思っていました。


だからこそ女性の心と体の余裕をつくるお手伝いができたらと考えていました。

🔶美容の世界に飛び込んだきっかけ

子供達が幼稚園に行き始めた頃

ニキビ跡で涙型にポツポツ開いた毛穴が
車の窓ガラスに映り、そんな自分の顔にガッカリ！

知り合いのエステサロンオーナーに「勉強すれば？」と声を掛けられ

31歳の時に、自分がキレイになりたくて、美容の世界に飛び込みました。


🔶キレイになりたい！キラキラしたい！

オーナーや先輩スタッフのイキイキした姿に憧れ
ただ子供の帰りを待っているだけのママなんて嫌！と専業主婦を卒業。

お客様をお手入れするようになり
私の手の中で、お客様のお顔がどんどん変化して
キレイになり、笑顔でお帰りになるのが
毎日嬉しくて楽しかったんです。


でも、実は私は40歳くらいまで
顔中にニキビができて病院に通ったり
蕁麻疹がでたりを繰り返していました。

45歳くらいまでは、生理前のPMSも悩みで
漢方薬を飲んだりプラセンタを注射していました。

なので、美容と健康の仕事をしているのに
自己管理のできない私はダメなやつと
自分に自信がもてなかったんです。


私の本当の本当の気持ちが「自分を責めるのもう辞めない？」と
体の症状としてサインを出してくれていたんですが
この頃の私は心の事を知らなかったので、まったく気付いていませんでした。

やっぱり心と体は繋がっているんですよね。

🔶旦那は敵！

「その仕事いつ辞めるの？」と旦那に言われ続け

私をわかってくれない、応援してくれない
こんなやつは敵！と思っていました。


🔶親も敵！

親にもサロンを開業したのを5年間隠してました。

不安を煽られそうな気がして言えませんでした。

今は温かく見守って応援してくれています。


🔶仕事も何もかもうまくいかない

数年前、サロンの家賃が払えないかも。。。
どん底だと思う状況がきて
「もうこの状況を繰り返すのは嫌だ！変わりたい！」と初めて思いました。

それまでは、いつも自信がなくオドオドして
苦労するのが当たり前
頑張るのが当たり前と思っていたので
変わりたいと考えたこともありませんでした。



そうなってやっと自分と向き合うことを学びました。

私は本当はどうしたいのか、どう思っているのか、どう考えているのか
自分の本当の本当の気持ちがわかるようになりました。

「私もわからないなりによくやってきたよね」と
自分を認められるようになりました。

そしたら、親とも仲良く話せるようになり
あんなに悩んでいた
仕事や人間関係がうまくいくようになりました。


今までは「誰かの幸せが私の幸せ」とか
「誰かのために〇〇する」と他人任せの人生でしたが

「私がやりたいからやる」
「私が嬉しいから〇〇する」
と‘‘私が「わたし」を幸せにしていいんだ”と
初めて気付かせてもらいました。



こんなポンコツな私だからこそ
さらにお客様の心からの幸せのお手伝いがしたくて
カウンセラーとしても学びました。


今ではお客様から
「初めて話した」
「誰かに話を聴いて欲しかった」
「なおみさんだから話せた」
とお声をいただきます。

エステセラピストとカウンセラーとして
お客様の心と体にさらに寄り添い
「根本からの改善」をお手伝いしていきます。